R3.11.1     備えあれば介護なし!誰もができる介護予防    のお話

講師:大阪市福祉局高齢者施策部 

       地域包括ケア推進課

                                 保健師 柳澤 杏衣 氏

 

 

介護予防で大切なことは 

   【体の健康】  

  【社会とのつながり】  

  【認知症予防】

 の3つの柱があり、いつまでも あなたらしく

 いききと暮らしていくために! 

 

【体の健康】 

 《オーラルフレイル(歯・口の機能の虚弱)》 (日本老年医学会2014年に提唱)

 

     歯・口の健康をおろそかにする  滑舌が悪くなる 口臭が気になる 低栄養

                  ⇒ 筋力低下 閉じこもりがち 不活発 ⇒ 要介護状態    

 

 

  筋力低下や閉じこもりより、何よりも早い段階で改善に取り組む必要があると言われている。

  

 『歯と健康の関係』

   1 歯の本数が多いほど、生年数が長い。

   2 歯の本数が多いほど、また義歯による機能回復をするほど認知症発症

が少ない。

   3 歯を失い、義歯を使用していないと転倒リスクが高まる。

   4 噛める奥歯が少ないと、動脈硬化の発生率が高くなる。

   5 残っている歯の数が少ないほど癌になりやすい。

   6 歯周病菌が心臓病を引き起こすことも。

 

 

【社会とのつながり】

  長寿の秘訣は“社会とのつながり” 

            運動習慣なし・文化活動と地域活動あり > 運動習慣あり・文化活動と地域活動なし

         ※ 左の方がフレイル(虚弱)になりにくい。

 

 

 ○ 大阪市では「いきいき百歳体操」「かみかみ百歳体操」などを推奨し、5人以上が集まれば拠点となり、

      体操DVDの貸出やリハビリ専門職の派遣などを実施。現在、拠点は750か所以上あり。

 

【認知症予防】

   認知症はみんなが「なる」もの

          ○予防策としては ①運動・体を動かす 

       ②生活習慣病の予防

                   ③人との交流(話す、笑う、歌う等) 

           ④役割をもつ(仕事、ボランティア、地域の活動、家事等)

 

   『認知症になっても 知っていれば安心』

     ①なるべく早く診断を受ける

     ②相談窓口に行ってみる

     ③自分にとって必要なこと、大切なことを知る 

     ④がんばりすぎず、ゆっくりマイペースで

 

 

    最後に、【気分は指揮者】・・・左の図のとおり

 

   

 左手と右手を異なる動きをし、1から数えて6

れば両手とも上部に位置することになることで、み

んなが実践しながら笑いが生まれました。    

 

                            .


R3.11.8  笑う顔には福が来る

                                                                              講師:素人寄席 天満天神の会役員 天満家 うつぼ 氏

 

       天満天神の会役員の天満家 うつぼ氏より、「天満天神の会」が2008年に発足し、現在の会員数39名、

 平均60歳以上などや、自身の経歴などについて面白おかしく話をされました。

 

  その後に、紅一点の「天津亭 狂女(てんしんてい ぐるめ)氏、続いて「大川亭 飄々(ひょうひょう)」氏、大と

 りは「天満家 うつぼ」氏がそれぞれ20分を超えて古典落語を篤く語られ、我々聴衆者の笑いを取っていまし

 た。今後とも、「天満天神の会」が益々発展し、ご活躍されることを心より祈っています。        

                                                 I.M


【 遠 足 】

1班 日程:1115()

               行先:上の太子観光みかん園

                      「聖徳太子のまち」の大阪府太子町

 

近鉄南大阪線の「上ノ太子(かみのたいし)駅」を下車し、みかん園の送迎車にて約7分で現地に到着。先に、野外炭焼きバーベキューにて昼食。その後、みかん園に入りもぎ取り食べ放題と持ち帰り収穫を実施。

山の斜面にみかんの木があるため、登り下りに我々の年代では少し不安でしたが、好天に恵まれて楽しい一時を過ごせました。

費用:野外炭火焼バーベキュー 大人2,700円/人

   みかん狩り入園料    大人1,000円/人

   持ち帰りみかん籠    1,000円と500円/個  

2班 日程:1115()

               行先:泉佐野漁港

 

最高の秋の晴天に恵まれ、久しぶりに2班全員が漁港に集いました。

「腹が減っては・・・」とばかりに、まずは青空市場2階で昼食。

「せっかくここまで来たんだから・・・」と、ほとんどの人が、ちょっと奮発して海鮮丼を注文。

出漁した船が戻るまで、秋の日差しをたっぷり浴びて、ゆっくり行き交う漁船を眺めたり、まったりと時を過ごしました。

たまには、ぼんやり海辺で、こんなのどかな日があってもいいよね・・・

安いピチピチのお魚に魅せられてついついお買い物、ぷっくり膨れた保冷袋をかかえて、やっと活気の戻ってきた泉佐野漁港をあとにしました。

 

 3班 日程:1122()

    行先:奈良市

    テーマ:「晩秋のならまち探索 」

 

  ・午前1010分に近鉄奈良駅 『行基菩薩銅像』前に集合。

  ・班メンバー7名とCD青木さんの計8

  ・朝から小雨の降る中でしたが、近鉄奈良駅ならまち元興

   寺塔跡元興寺を探索

  ・昼食は日本料理『おばな』にてみんなでワイワイ飲み食い

  ・昼食後は猿沢の池を散策し、柿の葉寿司や中谷堂の餅などお

   土産を買いながら帰路へ

                         猿沢の池  

 

4班 日程:1122()

行先:鶴橋界隈(参加 5名、不参加 5名)

 

当初は奈良に行く予定でしたが、一日中、雨の予想。

そのために、奈良行きは中止し、鶴橋界隈を歩くことにしました。

13時にJR鶴橋駅に集合し、まずは、お好み焼き「風月」の鶴橋本店で昼食。

その後、鶴橋駅から桃谷駅までを散策しました。

コーリアタウンはクラスで行く予定なので、楽しみはおいておくことにしました。 

 最後は少し足を延ばして、河島英吾が後進の指導をしていたライブハウス

 「ビーハウス」も。

 今は「乾杯」になっていますが、蜜蜂のネオンだけが健在でした。

 


R3.11.29 防火・防災・救命処置

講師:日本防災士会 防災士 藤永 正一 氏 他2人 

 

 「日本防災士会」はボランティア団体で無報酬・手弁当にて活動しているとのこと。

 

○ 地震発生時には「自分の命を自分で守る」ため

①テーブル等の下に入り、頭と顔を守る

②入口ドアを開放し出口確保

③落下物が無いかの安全確認後に避難所へ向う

 

○ 常日頃からの地震などの災害に対する準備

 ・緊急避難袋(水・食料を3日分)の用意

 ・自宅周辺の安全と危険地帯の把握

 

○ 救命救急処置法(胸骨圧迫・AED)

  呼吸・意識確認 ⇒ 119通報・AED手配 ⇒ 胸骨圧泊 ⇒ AEDによる処置

  ※  胸骨圧迫方法は、両手を組んで胸部心臓の上を圧迫する。圧迫する人は肘を伸ばしたままで地面に直角に、胸から5センチ位

     沈むまで押す。圧泊回数は1分間に130

 

○ 応急処置(足・腕骨折)

   ・新聞紙や雑誌を丸めて副木に代用

  ・三角巾の応用(無い時はネッカチーフ、カーディガン、買物ビ二ール袋(左右両側をカットする))

  ・食用ラップを強く巻いて止血                                                                       .


R3.11.29 社会見学① 新聞ができるまで

           講師:読売新聞大阪本社(見学担当者)

 

 ・ 読売新聞社は187411月に東京で創刊、195211月に大阪で発刊、現在は世界一の発行部数で「ギネスブック」に認定受

 ・ 新聞紙に使う「巻き取り用紙」は1本の長さが13,650mで重さは約1トン、70%が再生古紙で30%がパルプ紙

 ・ 輪転機の活字方式は、平成になるまで円盤(1枚の重さは約18)にて印刷していたが、現在、紙面はレーザー光線でアルミ二ウム板に焼付し刷版として輪転機に取り付けている。 40ページの新聞を1時間に最高9万部印刷が可能。

 ・ 新聞1部の印刷、製本、梱包、配送車への積込みまでの所要時間は2分30秒。

 

 ・ 朝刊と夕刊とも印刷する順に「○版」と左上部に記載しているが、以前は「1版~」順番に付していた。現在は、朝刊が発行順に「13版」「13版S」「14版(大阪市内に配布)」の3種類、夕刊は「4版」「4版◎」の2種類                                            .